活魚水槽の製造について
Ⅰ.納期について
1カ月、定番活魚水槽で通常納期は必要とお考え下さい
活魚水槽はオーダーメード生産です。なので納期がかかります。
特に新店舗の場合は、内装工事に入る前に連絡下さい。
水槽床面に排水管を準備しておくことで、水槽の使い勝手が格段に違ってきます。
電源位置も、水槽の機械に対して、最適な場所に設置依頼したいので、早めにご連絡下さい。
オーダーメードの理由
冷却機が大きなものを利用します。
その為、吸込み、排熱の設計が設置場所によって違ってきます。
排熱設計を適当にすると、夏場に水槽が冷えません。
Ⅱ.設置条件・場所の情報を下さい。
「活魚水槽の金額教えて下さい。」お客様からこのように質問されることがあります。
ご質問いただく前に、可能なら、何を水槽に入れるか、設置場所はどこか、大きさはどの程度でお考えか教えてください。
1.水槽に何を入れますか?
(1)一般活魚(水温16℃)
アジ、タイ、ヒラメ、カワハギ、フグ
(2).エビ貝類(水温16℃)
車エビ、オマールエビ(水温10℃)、伊勢エビ
(3).カニ(水温5℃)
ズワイガニ、ワタリガニ、毛ガニ
(4)その他
淡水魚(イワナ)、ウナギ
2.水槽どこに置きますか
(1)店内
①鮮度アピール用として
②ストック用
(2).屋外や倉庫
ストック用
3.水槽の大きさ(ご希望サイズ)
水槽本体の大きさを教えてください
①横幅 ②奥行 ③高さ
Ⅲ.設計の参考にして下さい
設計の参考にして下さい。
定番水槽(オーバーフロータイプ)の設で、かつ機器類はすべて水槽の下に、内蔵する場合の事例で説明します。
オーダーメードで製作する理由や、水槽の設計に関する基本をご理解いただけるかと思います。
1.店内のどこに置きますか
(2)背面 右壁 設置の場合
上図 (1)背面 左壁 設置の場合と左右が逆になります
(3)背面のみ壁 設置の場合
コーナー、機械位置どちらでも可能です。
2.その他機器類の置き方
(1)水槽と機器類を別の場所
定番水槽で、冷却機を屋外に設置した事例です。
メリットは、夏の冷却不良が発生しにくくなることと、塩害による劣化の低減があります。それに加えて一番大きな機械である冷凍機を外に置くので、ろ過槽を大きくできます。
水槽をの架台下に機器類を設置すると、湿気と塩害で比較的故障しやすくなります。
デメリットは定番の一体型より、工事費がかかるので、高額になることです。
(2)水槽以外すべて外置き
水槽設置の高さを低くしたい場合、機器類が収まらないので、水槽以外をすべて外や、別の場所に置いたりします。
メリットは上記(1)と同様ですが、ろ過槽が機器類の近くにあるので、塩害に関しては設置方法によって変わってきます。
(3)その他
設置方法は柔軟に対応できますので、ご相談下さい。
よろしければ納品事例を参考にして下さい。